集団授業(黒板授業)では学力を伸ばし難いということをこのブログでは懇切丁寧に説明を続けています。
それでもそのような時代遅れの塾へ入塾させる保護者が、相変わらず多いのが悲しいですね。
本土との学力格差が埋まらない原因の一つが時代遅れであることは否めません。 残念ですが。
問題はそういった時代遅れの学習塾に通わされた生徒たちの未来です。
教師・講師に依存したカタチでの集団授業において、単に学力が十分に育たないだけでなく、学習面での自立が十分に出来なかった生徒たちのその後のほうがより大きな問題となります。
大抵の場合、社会に出てから即戦力として働ける人は稀です。
会社によって、職場によって、職種によって必要となる基礎的な知識や教養、技術等を再教育されることになります。
その場合に必要となる能力や経験が十分に備わっているかどうかによって、その人の価値が違ってきます。
役に立つ人と役に立たない人にカテゴリーが分かれるといっても過言ではありません。
昔のように知識を詰め込んだ人が優位に立つ時代ではないからです。
インターネットの普及によって、瞬時に世界中から必要とする知識が得られる時代だからです。
単に学校の成績が良いだけではダメなんです。
単に学校のテストで点が取れるだけではダメなんです。
学習を通してどれだけ自分の頭脳を鍛えられたか、どれだけの学習体験を積み上げられたか、そしてその結果としての諸能力をどこまで高められたかが社会に出てから問われることになります。
ですので、生徒さんたちにとって一番大切なことは、そういった学習が出来る環境に身を置いて、日々の学習の中でそういったことに思いっきり取り組んでいけることなんです。
ですから集団の一員としての窮屈な学習ではなく、個人に合わせた学習展開がのびのびと出来る学習が求められているわけです。
大いに悩み、大いに迷い、大いに躓きながらも、それを乗り越えていきながら必要となる諸能力を鍛え上げていくこと、これこそが真に求められている学習の姿です。 そしてその諸能力こそが一纏めにして思考力と呼ばれるものなんです。
社会人になっても、こんなことも理解できないのか?こんなことも判断できないのか?こんなつまらないミスを防げなかったのか?‥‥‥etc
と怒鳴られ、無能扱いされる思考力不足、学習体験不足の人にならないでください。
集団授業の底の浅い学習、他人に大きく依存した学習ではダメなんです。
これからの世の中で求められるのは自立学習です。
そして当塾はその自立学習指導の専門塾です。